一人暮らしで食費を一か月1万円と安く抑えていた時のこと

閃きと能書き

今の食費は月2万円くらいのつまらない者です。
昔、一人暮らしをしていた時に食費を月1万円で乗り切るというのをやっていました。
細かい理由は忘れましたが、まぁ早い話が金欠になったってわけです。
それで出費を抑えるために手っ取り早いと思って食費を削りました。いやぁ若かった。
あの時とは物価も違いますし、消費税5%でしたが、まだ5年くらい前の話なので、食費1か月1万円生活をやってみたいと思っている方の参考になればと思います。

もちろん、外食はカウント外にして外食しまくるとか、誰かに奢ってもらうとか、拾い食いとか、野草を食べるとかはありません。
社食も使ってません。

普通に働きながらなんとか食費を1万円に抑えた方法です。
ただぶっちゃけお勧めはしません。

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何はともかく自炊。

まずざっと計算してみましょう。食費1万円がどのような感じなのか。
1か月が30日として、1日あたりは333円。1日三食ならさらに3で割ります。
つまり、1食111円です
さて、普段働いている人に質問です。仕事のある日に、お昼ご飯を食べようとして111円持ってどこで何が買えますか?
コンビニだとおにぎりも下手したら買えません。スーパーなら100円いかのおにぎりもあるかもしれません。
ぶっちゃけ111円では飲み物を買うだけで精一杯です。

なので1か月1万円生活において、食べ物飲み物は自分で用意する必要があります

食材一週間分は1500円まで。

食材の買い方についてです。まず一番大切なのが予算です。
予算は週で管理すると分かりやすいです。1週間で使える金額は単純計算ですと約2100円ほどですが、買っていいのは1500円前後です。

なぜかと言いますと、米や小麦粉・しょうゆマヨネーズ油などの調味料は、1週間で使い切る量を買う事も出来ますが、量が少ない分逆に高くついてしまい不経済です。そのためおかずとなる食材以外は1か月単位で考えます。

まず一週間分のおかずを1500円分買い、1か月(4週間とします)合計6000円で乗り切ります。そして残りの4000円を使い、主食となる米・小麦粉等や、調味料類を1か月分として購入します。

どこで買うか

これはものすごく単純なのですが、ただひたすら安いところで買います。ただし激安店1か所という意味ではありません。
私は当時、3か所のお店を巡ってそれぞれで安いものを買っていました。お店によってやはり値段も微妙に異なりますので安いところで買うため、1店舗目→2店舗目→3店舗目→1店舗目と、わざわざ戻ったりもしてました。
激安店1か所で買った方が良いのでは?という考えもあると思いますが、それぞれのお店で安さに力を入れている商品が違います。肉・魚が安かったり、野菜を地元のものを仕入れていて安かったり、オリジナル製品がめちゃくちゃ安かったり、場所によっては惣菜が異様に安かったりします。
特に1週間分のおかずではなく、1か月分まとめて買う米・小麦粉・調味料類についてはこだわった方が良いです。

何をどう買っていたか

1か月に1度買うモノ

まず1か月分の主食:お米5kg・小麦粉1kg・パスタ(orうどん)
調味料:醤油・マヨネーズ・酢・にんにくチューブ・しょうがチューブ・砂糖・塩・こしょう・ごま油・ごま・だしの素・味噌
これを買ってました。

あとは余裕があれば、
焼肉のたれ。ご飯がすすみます。野菜を適当にいためてかければ野菜炒めです。
やっすいシリアル。朝飯に重宝します。大袋は一食あたりが安いです。

24本入りのペットボトル500mlを箱買い(1200円くらい)
全く知らないメーカーの全く知らない500mlお茶を買ってました。
安さ重視です。毎月買ってた訳ではありません。

パックのお茶等
麦茶が一番安いです。が、腐りやすいので、日本茶かほうじ茶の方がお勧めです。
財布と相談して買ってました。

毎週の買うモノ

次に毎週買うおかずのための食材。これは色々と考えなければなりません。
何せ、朝ごはん・会社に持っていくお昼のお弁当のおかず・夜ご飯
これを1500円で7日分用意しなければならないので。
さらに栄養も考えて、バランスよく買う必要もあります。

まず私が毎週必ず買っていたモノです。

卵1パック 【まとめ買いで100円。高いと200円)
大切な栄養源・料理の幅が広がります。

牛乳(乳飲料)1リットルor脱脂粉乳 100円~高いと400円程度
これも大切な栄養源。細かいですが、牛乳は高いので乳飲料を買っていました。それと牛乳は飲むとすぐなくなるんですが、飲まないとすぐ傷んでしまうので勿体ないです。
脱脂粉乳が安いし長持ち。不味いという話はよく聞きますが、そのままで飲まなければ味も私は気になりませんでした。

野菜類

もやし 数十円。
節約の代名詞です。まず買います。煮てよし、焼いてよし、ナムルにしてよし。

根菜類  (300~500円以内)
玉ねぎ・にんじん・だいこん・かぼちゃ 
玉ねぎにんじんは年間を通して安定して安いです。200円滅多に超えません。
かぼちゃは大体外国産でしたが、まぁ安さが正義です。
それに(大根はすぐ萎れ、かぼちゃはすぐカビますが)根菜は葉物野菜よりも長持ちします。
一週間分の晩御飯とお弁当用のおかずを何にするか考えて買いましょう。

葉モノ野菜  (300~500円以内)
トマト・小松菜・ホウレンソウ・水菜・スプラウト・ブロッコリー・キャベツ・白菜・にら・長ネギ・万能ねぎ・ナスなど
葉物は夏場はめちゃくちゃ安いので3種類くらい買えます。ミニトマト大体買ってました。
が、冬は全然買えません。お勤め品(廃棄前コーナー)でまともそうなものを買いましょう。
何度も言いますが、ここでも1週間分の晩御飯とお弁当用の中身を意識して買いましょう。

肉・魚累 500円前後

鳥の胸肉
ほぼ毎回買ってました。安さNo1。1kgが一番安かった時は1kgまとめて買って、使わない分を冷凍した事もあります。
牛は無理です。せいぜい牛脂をもらってOKなところで牛脂をもらっていた程度です。
(なお、牛脂は料理に使えます。例えばテールスープもどきが出来ます)

鶏ももや豚小間切れ・ひき肉
これは何とか100gあたり100円前後です。値下げ品や(解凍)って書かれてるのが安いんですよね。赤いドリップ(肉汁)がめちゃくちゃ出ちゃってますが、まぁ食えます。

魚介類 200円程度
鮭・カレイ・イカ
全部冷凍ものですが、安いです。なんとか1500円でも1品は買えます。
個人的には野菜・肉の方が優先度が高かったので、そんなに買ってはいませんでした。

イワシ・メジロ・さんま
豊漁であれば安いです。100円切りますし、そこそこの大きさがあれば買ってました。
不漁で小さいのに高いという時は買いません。

ツナ缶
安いイメージがあったんですが、買って使ってみると値段の割に量が少ないのでおすすめしません。

その他

パスタソース・レトルトカレー
安いものしか買いませんでした。1袋100円とかの。(それを2回に分けて食べた事もあります)ご飯ばかりで飽きた時には良いです。

トマト缶
100円以上はダメです。90円とか安い時に買いましょう。
これはかなり使いました。主に野菜が高い冬に重宝します。

木綿豆腐
味噌汁などに使ってました。400gの大きいパックの賞味期限間近が安くなった時は、買って冷凍して、豆腐ハンバーグや豆腐から揚げに使えます。
小分けは高くつくので買いません。

ココアの粉
温めた牛乳に混ぜて飲む訳ではありません
甘いものが食べたくなった時に粉末のまま食べてました。安ければミロでもいいです。
甘い物が好きなのですがチョコレートは高いので妥協です。

業務用チーズ
そこそこ値が張りますが、チーズは冷凍できるので日持ちします。
節約していると購入できる食材が限られ、味のバリエーションが少なくなってしまうので、あると嬉しいものです。

終わりに

以上で、私が1か月1万円の食費にした時の考え方と、買い方・買っていた食材になります。
書いていて
「夏はレタスとかトマトとか安かったからいろいろ買えて、食事が賑やかだったなぁ」
「冬は全然野菜が買えなかった。かぼちゃとジャガイモたまに買ってたな…」
などなど思い出すことも多かったです。

正直食費1か月1万円生活は非常につらかったです。良い事と言えば痩せたくらいでした。
今はそこそこ節約して、でも無理のないようにという感じで生活してまして、食費は現在夫婦二人で4万円くらいです。
食費は2万円くらい出せると精神的にも楽なんだなぁと思います。

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