資産運用(投資)を桃太郎で説明するとした場合

年金2000万円問題が騒がれています。そもそも私は将来自分が受け取る時に今と同じ水準でもらえるとは思ってなかったのであまり驚きません。

じゃあ何かしなくちゃなぁと何となく感じ始めた人も多いのですが、実際にちょっとでも始めている人というのは少数でしょう。なかなか重い腰は上がらないものですから。

資産運用をした事がない人に、投資とギャンブルの微妙な違いを説明するのはとても難しい。

実際にある経済の話で説明するのが一番だと個人的に思うのだけれども、利き手に事前知識がない事が多々あるし話している内容のイメージを沸かせられない事もある、それに何よりこちらの説明スキルが低い。

そこで、何かに例えて説明するという方法があります。
しかし桃太郎に例えた話は見たことも聞いたこともない。
という事でやってみようと思います。

まず桃太郎の話をざっくりと確認。

①おじいさんは山へ芝刈り。おばあさんは川へ洗濯に行きます。
②おばあさんが川上から流れてくる桃を見つけ、家に持ち帰ります。
③桃から生まれた子供を桃太郎と名付け、おじいさんとおばあさんが育てます。
④大きくなった桃太郎は、装備とキビ団子をもらい、鬼が島へ鬼退治に向かいます。
⑤途中、犬猿雉と出会い、キビ団子で家来として連れて行きます。
⑥鬼が島で鬼を退治します。
⑦宝物を持ち帰り、めでたしめでたし。

ではまず桃太郎で例えてみると

まず、役割をあてはめます。
普通の会社で働いている方。従業員の方は猿・犬・雉です。
桃太郎は社長です。
もしくは非正規社員を猿犬雉として、桃太郎を正社員(管理職)にしてもよいでしょう。

桃太郎にはミッションがあります。それが鬼退治です。
鬼退治のために、従業員(猿犬雉)を雇います。
鬼を退治した桃太郎は、宝物をゲットします。

では、普通のサラリーマンの方。つまりこの物語でいう猿犬雉の人は、鬼退治した後に何をもらえると思いますか?
そうです。キビ団子です。これがあくまでも報酬なのです。これが労働に対する対価なのです。
多少はボーナスが出たかもしれませんね。キビ団子2倍とか。

おそらくですが、桃太郎は宝物を使ってその後幸せに暮らしています。
鬼退治の責任は桃太郎にあったわけですから、責任に見合った報酬なのでしょうね。

これだけですと、ただの会社の事業経営を桃太郎に例えただけです。
資産運用で例える訳ですから、これで終わりではありません。
ここからもう1つの役割が登場するのです。
それが

おじいさんとおばあさん

です。
さて、おじいさんとおばあさん目線で考えてみましょう。

おじいさんとおばあさんは物語で何をしましたか? 
「桃を拾い」
「赤子を育て」
「装備とキビ団子を与えた」
この3つです。
その結果、何を得ましたか?
そうです。鬼退治から帰ってきた桃太郎が持ってきた宝物です。
おじいさんとおばあさんは、「桃太郎が本当に鬼を退治できるかどうか」そんな事は勿論わかりませんが、装備とキビ団子を与えました。
これが投資です
桃太郎も、きっと一人では鬼退治という目標(事業)を成し遂げられる自信がなかったのでしょう。それで猿犬雉を従業員として、キビ団子で雇ったのです。
そして結果として、桃太郎は無事、目標であった鬼を退治し、戻ってきました。
そしておじいさんとおばあさんは、宝物によって幸せに暮らしました。

おじいさんとおばあさんも、鬼が暴れ回っているという話自体は知っていたでしょうから、自分たちで行くという選択肢もあるにはありました。
しかしもし装備しキビ団子を持って鬼が島に行ったとしても、鬼退治はできなかったでしょう。
そこで、可能性のある者に投資(装備とキビ団子)し、それを行ってもらったのです。
実際の資産運用も、中身は株や不動産や債権です。その投資の受け手は、その資金を元手に事業をするわけです。
猿のようにひっかき、犬のように噛みつき、雉のようにつつくなどして、自分の長所を生かして働くのも良いでしょう。
しかしもし、現実がこの話道理であれば、キビ団子をもらう以外の選択肢を持っていてもいいのではないでしょうか?
まずは山へ芝刈り、川へ洗濯にでも。(どんな運用方法があるのか、いろいろな所で調べる)

補足もしくは追記

これは「子供(誰か)に危険な事をさせて、親(自分)はその利益を得よう」という話ではありません。
桃太郎の原作(原初?)の話の内容は、桃を食べ若返ったおじいさんとおばあさんが子づくりし、できた子供が桃太郎 という説もあります。今回の例えでは使っておりません。
資産運用はリスクがあるので、分散するのが良いと言われております。桃太郎だって、生きて帰って来なかったかもしれません。じゃあ桃太郎以外にも、果物太郎が全部で100人いたらどうでしょうか?1人が必ず成功するよりも、誰かが成功する確率の方が高いと思いませんか?
分散投資の説明をする時は、「柿太郎や苺太郎も、もしかしたらいたかもしれませんね。帰って来なかったみたいですけど」なんて言ってみるのもいいかもしれません。

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