いつもお世話になっております。
私の実家には数年前まで両親が結婚した時に貰ったという観葉植物がありました。
両親はあまり長く育てようというとか大切にしようという気持ちはなかったようで、鉢の植え替えも1度もせず、水やりもほぼしてませんでした。
しかし家族の中で1人、私はそこにロマンを感じていました。
「結婚した時に買った植物がずっと長く育つ」
なんかいいですよね。
そして結婚の時から1つの植物を育てるというのもいいのですが、
赤ちゃんが産まれた年に植物を買って、それを子供と同じように長い年月育てる
というのにもとても憧れがあります。
「この植物はお前が産まれたのと同じ年に買ったから、同い年なんだよ~」
とか子供が大きくなった時に言ってみたいものです。
ということで今回は、子供が生まれた時に記念で買いたい植物の検討と候補の記録を残したいと思います。
Contents
条件
まずは植物の条件です。
丈夫で育てやすい
手間がかかる植物は育てるだけで大変です。(育てたことはありませんが…)
子供とともに育ってほしいので面倒はみますが、素人なので水やりや簡単な肥料上げが精々ですので、ある程度ほっておいても丈夫な植物を育てたいところです。
丈夫さとは以下を指します。
①乾燥に強く、水やりを少々サボっても枯れにくいこと。
子供が生まれて少ししたら長期で旅行や帰省などもあるでしょう。その間に枯れてしまっては困ります。
②寒さ・暑さにも強い
耐寒性・耐暑性などともいいます。私は関東なのでそこまで厳しいわけではありませんが、やはり気温が-になることもありますし、40度近くになることも最近はしょっちゅうです。
これから先も温暖化でさらに熱くなるかもしれませんし、寒くなることもあるかもしれません。
なので、暑さ寒さに強いというのは必須ですね。
鉢で育てられる
一生住む家が決まっているなら庭木にするのもありですが、私はそうではありません。
まだ賃貸にいますので、これから引っ越すこともあるでしょう。そんな時に運べないからと言って公共の公園や山に植え、あとは見たいときに見に行く…というのはあまりにも放っておき過ぎですし無責任です。もし引っ越すのであれば一緒に連れていきたい。
なので、鉢で育てられることが条件になります。
それとできれば小さく育てられればベストですね。
候補とした植物
多肉植物
まず思いついたのがこれでした。私の実家には私が小学生の時に買ったサボテンがいまだにありますし、道を歩いている時や通っていた学校などに、もう何年間も植えてあるアロエなどを見たことはないでしょうか?
多肉植物はもともと乾燥には強いはずですし、中には寒さに強いものもありますし、それに長寿なので育てやすいため選択肢としてはとても良いと思います。
あとサボテンの場合ですが、意外に増やしやすいんですよね。私の実家にあるのはポコポコと脇から同じ形のサボテンが出るタイプで、最初は1株だったのにもう20株以上で鉢が狭くなってしまうくらいでした。
調べてみると成長が遅いタイプもあるそうなので、もし手に入れば購入してみたいです。
(成長が遅いタイプは供給が少ないためかなかなか見ない&見かけても高い、そしてもうすでにデカい)
百円均一に売っているミニ観葉植物
これは植物のジャンルじゃないのですが、100円均一(主にダイソー?)では多肉植物系も、サボテンも、丈夫で育てやすい観葉植物が多種類売っています。
流通や管理、そして供給のしやすさの都合上か、パキラ・ゴムの木・テーブルやし・サンスベリア等丈夫で生育の早い種類が多い印象です。
観葉植物は挿し木で増やしてるのが多い感じです。大量生産してるんでしょうねぇ。
ただし、ガジュマルは謎。あれ挿し木できるんですかね?
そして100円均一なので、何より安くて小さいものが多いです。
とりあえず1つ2つ何か買っておこうかな…と思ったらこれですね。
エアプランツも売ってますが、私はあれ5回ほど買ってすべて1年以内に枯らしてしまっているのでもう買いません。世話が難しいです。
盆栽
「小さく、そして長生きさせられそうなもの」と考えたら思いつくのは盆栽ですよね。
盆栽は何より見た目が芸術的で素晴らしいですし、趣もあって育てるのはなかなかいいんじゃないかと思いました。
それでいろいろとネットで調べてみたのですが、
10cm以下のミニ盆栽と呼ばれているものは、世話にもよりますがそこまで寿命は長くないそうです。
大きくすればその分世話も楽になるそうなのですが、できれば大きくない方がいいですし、これもまた種類にもよりますが盆栽の美しい樹形を保つのはなかなか手入れが大変だそうです。
もうすでに完成されているものもありますが、それはそこそこお値段もします。
なので、「いいんだけども決め手に欠ける」といったところでした。
ハーブ類
ホームセンターやお花屋さんで他にも色々と植物を見ていると、ハーブコーナーがありました。
ハーブは1年で枯れてしまうタイプのものが多いですが、何年も育つ多年草のハーブも結構種類があります。
私が見つけられたものだけでも、月桂樹・ローズマリー・ミント・タイム・オレガノなど多種多様でした。
やはりハーブは人気があるのでしょう。手に入りやすく、そして種が売っている種類もあるので、種から育てるというロマンもあります。
そして寒さに強い品種や、ほぼ雑草レベルで安易に植えない方がいいと言われているようなものもあるので、丈夫さ・育てやすさの面ではかなりいい線いっていると思いました。
ただ本来の目的とはそれますが、私はそこまでハーブ使わないんですよね……。
果樹
盆栽からの流れになりますが、小さいとはいえせっかく樹木を育てるのであれば、
実がなってくれて、それを食べられたらいいなぁ
なんて、思ってしまいますよね。
ホームセンターに行けば果樹の苗はたくさん売ってあります。
盆栽のようなサイズでも、その道のプロならば実を着けることはできるそうです。
ただ、当然素人には難しいでしょう。ですので盆栽サイズで実をつけさせようとはさすがに思いませんが、それより少し大きい鉢植えサイズならなんとかならないかな?とも思うわけです。
そう思ってしまうと、それまで候補にならなかったオリーブの木や、ミカンやレモンなどの柑橘類、ベリー系など苗木がとっても魅力的に見えてしまいました。
ポイントは「なるべく小さく育てられて管理が楽なもの」でしたが、完全に見失っていました。
もし私のように子供が生まれたら植物を買って鉢で育てたいと思っている方がいたら、果樹はお勧めしません。おそらくそれは迷い過ぎた挙句の気の迷いです。
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