お世話になっております。つまらないものです。
以前、私は借金をして投資なんてやめとけ。という記事を書いたと思います。
今も基本的にはその気持ちは同じです。
しかし、しかしですねお客さま。
私がわざわざ手間暇かけてインデックスにぼろ負けしている個別株投資をしている理由は、ひとえに
インデックスでは成しえない夢のあるリターンを期待しているから
なんですよね。
なので、夢を追わないならインデックスファンドにただただぶち込んでおけば投資はそれでいいと思います。
ちょっと話がずれそうなので簡潔に書きます。
Contents
現状の箇条書き
・リスクを取りたい。しかしフルポジにする気はない。
・今は年齢×日経平均PTB×係数を元に余裕資金割合を計算。
・将来使うであろう子供の大学費用もぶっちゃけ投資資金に含んじゃってるのでなおのことフルポジはちょっと…。
・ならば、借入金を含めて総資産(BS)を大きくし、余裕資金割合は変えずとも余裕資金が出やすくなるようにしよう。
・しかし常日頃から借金をしては借金には利息が発生するため、フルポジにしないというのは借金をする意味がない。フルポジして、足りなくなったら借金した方がよい。
・しかしもう一度言うがフルポジはしたくない。
ならば「余裕資金に予め借入金を含めておき、しかし実際に借りるのは暴落してから」にしてはどうか?
これなら平常時フルポジじゃないくせに借金するという無駄はしないですし、上昇相場では余裕資金として待機している分も一部運用に回して効率的なリターンが期待できます。
最悪のパターンは、
「想定していた最悪(日経平均PBR0.7)が訪れた際に、お金を借りられる前提だったためすでに余裕資金が手元になく、しかし実際に借りようとしたら貸し出してくれなくなってしまった」
というケースです。
この場合は自分が今想定している方法が正しかったということになります。要は借入を想定するような余計なことはしない方がよかったと、今回の記事が元も子もない話になってしまいます。
しかしそこを受け入れるからこそリスクをとるということですね。
では実際どのくらい借りるか?
現在の余裕資金割合の計算式はシンプルでわかりやすいので気に入ってます。なのでこれをベースに考えていこうと思います。
まず、借入金はいくら借りられるのか?という点です。これは私の信用情報がわからないので全く不明です。(恥ずかしながら)
しかし、借りた以上返せるラインを見極め、しかし少額ではそこまで意味もないためある程度意味がある額は借りたいなぁと思います。
まず1つの考え方、「今年受け取れる配当金と同じ金額を借りる」です。
これは考え方はいたってシンプル。お金を借りたとしても、配当金で返せるから大丈夫だろうという計算です。
例えば1000万円の資産があったとして、配当金が4%(40万円)もらえたとします。その場合、借入金額は同じ40万円です。
メリットとしては返す当てがあるため比較的安全。デメリットは4%は無駄ではないけどちょっとインパクトが足りないのではないか?ということです。
2つ目の考え方、「今年受け取れる配当金の2倍もしくは3倍借りる」です。
1つ目の変化型で、これは増配率が借入金利を上回れば(返済が2-3年かかる計算でも)いけるんでは?という安易な発想と、単純に配当金1年分借りてもインパクトがすくないから2倍3倍にしたれという安直な考えです。2倍3倍には何の根拠もありません。
3つ目の考え方、「現在の資産の10%借りる」です。
例えば1000万円の総資産があり、500万円は運用500万円は現金等の安全資産においてあったとします。
現在の資産の10%のため、借りるなら1000万円×10%=100万円ということになります。
10%という数字がどこから出たのか自分でもわかりません。2つ目の考えと同じように、実際じゃあ総資産の10%どこから借りるのかという考えもありません。
まぁしかしですね、なんとなく10%なら借りる価値もあると思いますし、実際借りられそうな気もするんですよね(例えば総資産の20-30%を敢えて野村証券で株や国債で置いといて野村のWEBローンとか)で、10%なら暴落して急に返せとなっても、保有している株を一部売る事でなんとか返せると思います。すべてなんとなくです。
デメリットとしては、今現在の総資産の10%ということですね。正直個人的に今の水準は高いなぁと思っています。どうせ借りるなら暴落時に借りたい。なので今の評価額で10%借りてしまうと、(ここからまたどんどん上昇していけば話は別ですが)下落時に「あの時借りなければ…!」と思うんじゃないかなとちょっと不安なんですよね。
4つ目、「今の総資産ではなく、暴落が起きた際の総資産の10%で計算」です。
これは3つ目の変形です。「今が割高なら今の総資産で計算すべきではないのではないか?」「そもそも本当に借りるとしたら暴落時なんだから、今の資産で10%とか割合で計算すると多めになる」という危機感(正直ビビった、日和っただけです)を元にちょっとリスクを減らした考え方です。
わかりやすく言えば借入金額を下げ、リスクを減らしてます。リスク取る取る言っておいてこれです。
この計算に、個人的に使っている余裕資金割合計算の係数0.7を使います。
今現在の日経平均PBRは1.67です。 過去最低の暴落時には日経平均PBR0.7になると思っています。
さてこれがどういう計算になるかといいますと、
例えば総資産が1000万円あるとします。内訳は運用500万円、現金500万円とします。
今は日経平均PBRが1.67です。想定している最悪はPBR0.7なので、今は最悪時と比べると2.4倍高いということです。
今は最悪時よりも2.4倍高く評価されているということは、想定する最悪時(0.7)には今より価格が58.4%下がって41.6%の評価になるかもしれません。
これは500万円だとすると、500万円が208万円になるということです。
※株価は複数の要因が関わっているので実際に日経平均PBRと連動して同じ比率で下がるものではありません。それよりも下がったり、それより下がらなかったりすると思います。あくまで仮です。
なので、今1000万円の総資産(運用500万円現金500万円)だとして、最悪時の総資産の10%借りようとすると、
最悪時は運用208万円現金500万円で合わせて総資産708万円。708万円×10%で70万8千円借りるということになります。
書いてて思ったんですが…、これ日経平均PBRは変化していきますので、例えば今日借りたとして、その後日経平均PBRが変化したら、借入金はどうしましょうかね…。
さらに借りたり一部返したりするのがいいんでしょうけど、めんどうですね…。
まぁとりあえず④のメリットは総資産をベースに借りるので金額は大きいけど、暴落時に借りた方がいいというもともとの思想をちゃんと反映できている(暴落時に借りられるかはともかく)なので、今の気持ちはやるなら④ですね。
さらに考えなきゃいけないのは日々変化する日経平均PBRと借入金の額をどう動かしていくか?はたまた動かさないか?動かさないなら適応できていないのではないか?という点をもっと考えないといけませんね。
パッと浮かばないのでここまでにしておきます。
駄文失礼しました。
追記
同日に追記して何の意味が編集せいやとも思いましたが、思考の経過のメモも兼ねてると思っていただいて。
・日々変化するPBRにどう対応させるか?
→そもそもまだ余裕資金がある状況ならPBRが本化しようと借り入れするわけではないので細かいことは考えなくて良い
・問題は借入を始めてから。借入した後に運用額の比率変更が借入額の計算に影響するが、特に資産が減れば減るほど借入額は減少するが実際に借入してさらに下落して借入比率が想定より超えたら借入金でした投資を引き上げするのか?
→これはまだまだ借り入れしたわけではないので想定での話だが、借入して投資してさらに下がったら借入金の割合が上がるから借入金での投資を(一部)やめる
いうのをやるくらいなら、最初から借りる金額を減らしたら?となるので多分しない。
やはり借りた後が難しい。相場が回復したら借入金で投資した分は解約するのか?とか、さらに下落したら追加でかりるか?それとも比率で言えば一部やめるか?等。
答えはまだ出てません。
ちなみに自分の実際の資産を使い、借り入れしたらどうなりそうか計算してみました。
結果としてなんと、④の計算で借入金を余裕資金に含んだとしても、まだ私の投資割合的に投資できる額ではありませんでした。

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