いつもお世話になっております。
投資の勉強法の1つに、「ほかの人が持っている銘柄を見る」というのがあると思います。
・なぜその銘柄を保有しているのか?
・どの程度の期間保有する予定か?(いつ上がる見込みか?)
・目標株価はいくらか?
・どんなストーリーで値上がりすると見込んでいるのか?
と、細かいところまでわかればいいのですが、そこまで教えてくれる人はなかなかいません。
しかし、銘柄を見ることで、その人が相場をどう見ているのか? どういう理由でそれを買っているのか?と想像することはできます。
その想像が的外れだとしても、考える訓練にはなるはずです。
今回は、私が勝手に投資と相場の参考のためにウォッチングしている投資信託を紹介します。
Contents
成長株の参考にしているファンド
DIAM新興市場日本株ファンド
ジャスダック・東証マザーズなどの新興企業を中心に投資している有名な化け物ファンドです。
もし2007年から投資していたとしたら、その運用成績は分配金再投資であれば2000%以上の上昇ということになっています。
純資産(運用しているお金)が増えすぎて、もう新規で購入できないのが残念でなりません。
新規で購入できない分、その手法を学べれば……と思っております。
東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
こちらも雑誌などに出てくる有名なファンドだと思います。
ポイントは名前にもある通り、経営者が実質的な主要株主のオーナー企業を対象に投資しています。
社長が主要な株主であれば、(他の株主からの邪魔が少ないので)
「長期的な株主利益の追求」「経営理念・哲学の貫徹」「迅速な意思決定」
の特徴があって、有利なのではないか?ということですね。
設定来の成績は、分配金再投資で400%越えといったところです。先ほどのファンドには劣るものの、こちらも素晴らしい成績だと思います。
厳選ジャパン
こちらの厳選ジャパンは、利益成長が期待できる銘柄に投資をしています。
その銘柄数は20銘柄程度のようで、投資信託としてはかなり数を絞っている方だと感じます。
2017年からの運用なのでまだ日は浅いですが、3年リターンとしては中小型株の投資信託としては上位になります。
名前に「厳選」とあるだけあって、20銘柄程度に絞るまでにどんなスクリーニングがされたのか気になります。(それを知ることはできませんが)
ただ、選ばれた数銘柄については月次レポートに記載されているので、有難いことです。
企業価値成長小型株ファンド 愛称:眼力
こちらの鋭い目をしたミミズクが特徴的なファンド、眼力。
小型株中心に投資しているというファンドでして、
「企業価値の成長による将来のROE水準やその改善に着目し、企業価値の成長が見込める銘柄を選定することで、中長期的な値上がり益の獲得を目指す」そうです。
2016年からの設定来の成績は300%越え。こちらもすごいファンドです。
なお、純資産残高500億円を上限としているファンドなのですが、
6月末時点で結構ぎりぎりです。
しかし、たった今確認したところ、ここ最近の下落相場で純資産総額も下がっていました。
いいのか悪いのか。ある意味チャンスかもしれません。
最後に
まだまだ他にも成績がよかったり、特徴的な投資哲学を持っているファンドはあるのですが、あまりにも数が多いとチェックしきれないためここまでにしておきます。
月次レポートがネットで見れますので、月に1度のチェックとしてまだ経験が浅いと思う方はぜひ参考にしてみてはいかがかなと思います。
ただし、成長株は値動きが激しく、売買の時期(旬のようなもの)の影響が強いため、1つの銘柄を長期で保有するファンドはおそらく少ないと思われます。(おそらく長期保有ならバリュー投資の方が多い)
ですので、月次レポートに乗っている銘柄だとしても、すでにファンドは売却済みということがあります。
なので、投資する際はしっかりと自分でも情報収集と分析をした上で判断してください。
なお、この記事は特定の商品を勧めているものではありません。
投資は自己責任ですので、自己判断でお願いします。
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